高学年キャンプ (1日目)

 今年も高学年キャンプに行って来ました。

 

 高学年キャンプは、夏の親子キャンプに備えて、高学年(4〜6年生)だけで、穂高のうぐいす山荘で一泊するものです。決して、遊びに行くわけじゃありません。親子キャンプの際に、リーダーシップをとれるように、下級生たちの面倒を見ることができるようになるためのキャンプです。

 

 堀金のスーパーで食事材料の買い出しは例年の通り、子供たちだけでメニューに合わせて食材を買い込みます。いかに安く、いかに美味しそうなものを選択するか。腕の見せ所でしたが・・・

 

 実はここで失敗があったのです。カルピスウォーターのペットボトル入りと紙パック入り、どちらが安いかという話になり、ペットボトルに軍配が上がったのですが、買い物かごに入れ忘れて買っていなかったという結果。残念。

 うぐいす山荘では、かまどの石を積み直し、夕飯の準備。いつもは飯ごう炊飯ですが、今年は古いお釜を発見したので、それでご飯を炊くことに。いつものかまどは「じゃがベーコン」用になりました。

 

 さらに焼肉用にも、と3箇所で火を焚く事になりました。火といえば、張り切るのは男の子たち。女の子たちは食材を準備、とスムースに夕食づくりは進みました。

 

 できた夕食は、ご飯も美味しく炊け、炭火で焼いた肉も格別。自然の中で最高の食事でした 

 今年はトーチトワリングの練習もしました。いつも練習はしていますが、練習の際は実際にどう見えているかがわかりにくいので、3人ずつ交代でトーチに火を着けて演技しました。

 

 通常の練習では、火の着いていないトーチですが、火を着けると大迫力。そして子供たちは大興奮。練習であることも忘れていたかも。

 まだまだ1日目は終わりません。みんなが密かに?楽しみにしているのは「温泉」です。山荘から、「ほりでーゆ」まで行って、ゆっくり温泉に浸かりました。いやぁ、贅沢です。大人もそうそう温泉なんか行けません。

 

 帰り道は当然、真っ暗。でも、男の子たちは

「懐中電灯着けずに帰ろう」

なんて言い出し、走り出します。呆れていた女の子たちも、懐中電灯の明かりがない後ろを見ると真っ暗。怖くなってみんなで走り出しました。

 

 怖いくらい、真っ暗な分、夜空の星がとてもきれい。天気が良かったから体験出来ました。

 後は山荘で寝るだけ、とはなりません。これまた恒例のトランプ大会。全員参加の大貧民。大貧民から這い上がるのは至難の業のこのゲームで、珍しい大波乱が起きました。

 

 大貧民となったペアがなんと最初の一手でアガリ! そんな事もあるんですね。ほんと、ビックリです。

 

 なんかいろいろあってテンションが高く、11時ころにやっと寝た1日目でした。