学童卒業生の言葉

 来入児説明会で、ある学童卒業生の言葉を紹介しました。以下に掲載しますので、皆さんもぜひ、お読みください。 

 

 私にとって学童クラブは、遊ぶことが仕事の子ども時代に、全力で遊ぶことができた場所です。

 

 学童クラブには、決して遊ぶものがそろっているわけではありません。壊れかけていたり、本来の使い方ができなくなっていた玩具や道具もありましたが、しかし、壊れたものは壊れたなりに、自分たちで工夫しては思いがけないところで使ったり、ゴミでしかないガラクタでも仲間でアイディアを出し合って、遊びに取り入れてきた思い出があります。

 

 今は、外で友達と遊ぶといっても、携帯ゲーム機で対戦するなど、実際に体、五感を使って遊ぶあそぶことも少なくなりつつあるのでは、と思います。学童では、工夫する遊びを通して想像力を身に付ける事、そして年上・年下の友達とのコミュニケーションも勉強できました。

 

 このことは、今、社会人として仕事を始めた私にとって大切な財産となっています。

 

(23歳 社会人1年生女性)